死ぬこと以外かすり傷

こんにちは、お砂糖ちゃんです。

 

今回は私がJUMP担になった時のことを書きますね〜。

 

私が最初にHey! Say! JUMPにハマったのは、学生の頃、ごくせんの髙木雄也くんに一目惚れしました。あの年頃ってちょっと悪い男の子にときめきません?(雨の中、濡れた子犬に自分の傘を差し出す雄也…うーん、絵になる。)

 

あの頃は施設から出たばかりで慣れない環境に必死にしがみついていて、がむしゃらに走り過ぎて疲れる間もなかった気がします。そんな私の唯一のキラキラしたときめきが髙木雄也くんで、そこからしばらくしてHey! Say! JUMPがデビューして、スクール革命で光くんや山田さん、知念ちゃんを知って、気がつけばオール担に。とはいっても居候の身でお小遣いなんて貰えるわけも無いので、お茶の間でした😢

 

その後は進学し家を飛び出したり、母親に貯金や奨学金を盗まれたり等々、余計にお金がなくて(毎日水で伸ばしたホットケーキで腹を膨らませ、時には帰りの電車賃すら払えずに困った時もありました)自分の事で精一杯でHey! Say! JUMPの事、趣味のことなんてすっかり忘れてたんです。

 

そんなこんなで大人になり、金銭的余裕が出来た頃、今までずっと突っ走ってきたガタが来たのか、うつ病と不眠、摂食等々全部いっぺんにやって来ました、まさに負のオールスター大感謝祭ですよ。

 

生きてんだか死んでんだかよくわかんない枯れたような生活を送ってる時、テレビで伊野尾くんを観ました。最初は誰だかわからなかったくらいです。だって昔はあんなにカメラから見切れてて、いつも端の方にいて、髪型だって美容師に音楽の教科書でも見せたのかよ?ベートーヴェンじゃん、みたいなヘアースタイルだった伊野尾くんが、あんなに可愛らしくなってるんですから。そこから日々の小さな癒しは伊野尾くんになり、またオール担になっていきました。

 

JUMP担になってからはすごく楽しかったです。山田涼介さんの美しさに感化されて自分磨きの楽しさを知り、メイクに目覚めました。やりたい事、将来の夢なんてなかったし、諦めきった大人に、やるべき事を教えてくれて、与えてくれたのも、Hey! Say! JUMPです。

Hey! Say! JUMPは私の最高に素敵なライバルで、私の理想で、麗しい女神達で、目に入れても痛くない大切な子達で、そして私にとって神様みたいな存在。

 

何度も母親に殺されかけて、神なんて信じないと誓った私の、唯一の光。

彼等は何にも応えないし、祈りは届かないし、小さな箱庭で9人が手を繋いでいるだけです。

それでも私は一方的に縋り付いて、光を浴びて、救われている。

それでよかったんです。ただ9人がいればいいんですよ。

人って傲慢だから、すぐ感謝を忘れて、もっともっとって欲深くなる。

壊れないで居てくれる事がどれだけ素敵な事か。

 

決まったわけじゃない、きっと嘘だよって笑ってくれると信じてるけれど、必ずお別れはくるわけで、でもさよならは私から言いたい、傷付きたく無いから。

 

どうしたらいいのか、わからないんですよ。壊れないでって壊れたくないってあんなに内弁慶だったのに、9人で縮こまっていたのに、一人また一人遠くへ行ってしまって、そして今、また一人途方もない所へ行こうとしてるかもしれないって思ったらなんだかもう呆然としちゃって、

 

何たかがアイドルなんかに入れ込んじゃって(笑)って思う人もいるでしょうね、でもいいです。これは私だけの感情だから、他人にはわからない。わかってもらおうとも思わない。

子供の頃何度も死のうとして、上手くいかなかったけれど、大人になれば死ぬ事は簡単で、でも生きる事、生かされる事は簡単なようでタイミングがとても大切で、それを救ってくれて、夢まで見せてくれた偶像が壊れるなんて信じたくない。

 

Hey! Say! JUMPが壊れた後、何も無かったかのように毎日を生きる自分が耐えられない。

 

なんにもできないからきっとこんなに心にぽっかり穴が空いてるんだと思います。足掻くことすら許されない平行世界に私はいるので、それがとても悔しくて悲しい。

 

ずっと暗い事ばかりでごめんなさい。彼らを信じていないとかじゃないんです。絶対的な終わりが来るまでずっと綺麗な夢を見てたかったのに、赤の他人に目を覚まさせられた事が嫌なんです。そっとしておいて欲しかっただけ。

 

どうなるかわからないし、何があってもHey! Say! JUMPは終わらないと思います。ただ2度目はもう無いなって、次はもう何かが壊れてしまうから。手放すしかないんです。でもそんなの嫌だから、

いつまでも可愛い可愛い9人でいて欲しい、

どこにもいかないで、

手を繋いでいて欲しい、それだけです。