今日のマシュマロガールへ。

こんばんは、お砂糖ちゃんです。

 

まずはお誕生日おめでとう。

 

今夜はお誕生日が楽しくない子達へお返事を書きます。

 

私も自分の誕生日が大嫌いです。

 

まあこの歳になってくると別に歳とることが嬉しいわけじゃないっていうのもあるけど、

 

子供の頃、誕生日には決まって母親のヒステリーが悪化して食事抜きだし、

 

「アンタなんか産まなきゃよかった!」

 

「生まれてきてすいませんでしたって土下座しろ!」

 

とかやりたい放題であんまりいい思い出も無い。

 

施設に入っても、祖母に引き取られても誕生日は部屋に閉じこもってご飯も食べずに寝てたりしてた。

 

でもめんどくさいもんで、世間ってやたらと誕生日やらクリスマスに奇跡を起こしたがるし、特別なものにしたがる。

 

ただのなんでもない日なのにね。

 

テレビや絵本、友達の話、SNS、見なくてもいいのに子供の頃からキラキラした幻想を植え付けて、嫌でも誕生日って“すてきなもの”じゃなきゃいけないって強迫してくる。

 

ガキの頃は母親を思い出して怯えてたけど、段々と“普通の人”の特別な日が私にとってはどうってことない日だって事実が寂しいんだって気がついた。

 

誕生日なら、なにか特別な事が起こるんじゃないか?奇跡が起こるんじゃないか?って淡い期待して、それを繰り返して、

“誕生日だからって何かが起こるわけじゃない”って学んでしまったら、

学生になって、大人になって、友達や、恋人にお祝いされても、誰に祝われても、どっか虚しい。多分満たされたかったのは、“子供の頃の私”であって、“今の私”じゃないから。

 

永遠に埋められない溝は蓋をして誤魔化すしかない。

 

今どきの子はなんだ?うーん、いんすたぐらむ?とかでストーリーに偉い豪華な誕生日パーティやってるパリピに劣等感感じて、自分の誕生日はしょぼかった、私の存在価値ってこんなもんか……って凹んだり、

別に楽しくもないのにお祝いされてニコニコしてんのがだるい、

特別な事が起きそうな予感がするのに、何も起きなくて、自分はヒロイン側の人間じゃないんだなって実感させられて悲しいって感じなのかなあ。

お姉さんわかんねえや。

 

ただ一つだけ言えるのは、

無理して“ハッピー”バースデーにしなくていいよってこと。

誕生日なんて、1年間こき使った自分の身体を労わる日とかでいいじゃん。

無理していい日にしよう!って気張るから余計疲れるんだわ。

 

眠くなくなるまで寝てたっていいし、

 

好きな漫画全巻読破したっていい、

 

深夜に焼肉食べたっていいし、

 

飲み屋で馬鹿野郎毎日がアニバーサリーだイエーーーイ!!!ってバカ騒ぎしてもいいし、

 

友達とチータラ片手にサメ映画見たっていい。

(後半全部事実)

 

誕生日だから“特別な日”にしなきゃ!“幸せにならなきゃ”なんて義務はないよ。

 

ただ1年間頑張って生きた自分に優しくしてあげなってこと。

 

これじゃあ、マシュマロのお返事になってないかもしれないけど、

私からは生まれてきてくれてありがとう、お話出来て嬉しいわって言っとく。

 

いい日にしなければ!ってプレッシャーなんていらないのよ、

好きにしなさいな。楽しいじゃなくてもいい、 自分が楽なことしな。

 

1年間お疲れ様、

ゆっくりおやすみなさい。